

この記事はテレワークでサボりたい、でもサボってることはバレたくない。
そんなあなたにぜひ読んでいただきたい記事です。
Power Automate Desktopについて

簡単にPower Automate Desktopについてご紹介します。
Power Automate Desktopとは?
Power Automate Desktopとは、Windows10で使えるPCの操作を自動化してくれるすごいアプリです。
今までは高めのお値段で使えていましたが、なんと今回無料化されました!
使いこなせば、毎日の定型作業を自動化できるので、生産性が爆上がりすること間違いなしです。

Power Automate Desktopでできること
Power Automate Desktopでできることを抜粋するとこんな感じです。
①マウスを自動で動かしてクリック操作をする。
②ファイルの書き込み、移動、削除
③アプリやブラウザを開いて文字を入力。
④メールの返信、転送
⑤Pythonなどのプログラムの実行

Power Automate DesktopとPythonなどのプログラムを組み合わせれば、かなりの数の作業が自動化されます。
上司からメールが来た時に通知を送ったり、メールについてるファイルを自動で保存するなどといった作業を自動化できます。
他にもブラウザを操作すれば、自動でツイートとかもできるはずです。
Power Automate Desktopのインストール方法
まずはこちらのページにアクセスします。
→Power Automate Desktop - Microsoft Flow
次に『無料でダウンロードする』をクリックすると、Power Automate Desktopをインストールするためのファイルのダウンロードが始まります。

次はダウンロードした「Setup.Microsoft.PowerAutomateDesktop.exe」をダブルクリックして実行しましょう。
すると下のような画面が開くので、画面の指示に従ってインストールを進めていきます。

インストールが完了した後は、ご自身のMicrosoftアカウントでログインすればもう使えちゃいます。
かなりざっくり説明したので、詳しいインストール方法はこちらの記事を参考にしてください。
→【インストール手順】マイクロソフト社の無料RPAツール Power Automate Desktop for Windows10 をダウンロードして使い始めてみた
Power Automate Desktopでテレワークをサボってみる
Power Automate Desktopを使って早速テレワークをサボっていきましょう。

サボりがバレる原因
僕の会社でサボりがバレる原因第1位は『Skype』です。
チームメンバーが連絡可能かどうかを教えてくれる最高の機能なのですが、しばらくPCを操作しないと下の画像のように『退席中』と表示されてしまいます。

Skypeの公式による説明では、1時間以上PCを操作しないと『退席中』になると説明していますが、10分とかの短時間でもこの状態になってしまいます。
ですが、マウスをちょっとでも動かしたり、キーボードを一回叩くだけでこの状態から復活することができます。
ですので、今回はPower Automate Desktopを使ってマウスを動かし続けてみましょう。
マウスを自動で動かし続ける
今回作成したフローはこんな感じです。

設定した時間の間、マウスが画面をぐるぐる動き続けます。
処理の流れ
- 現在の日時を取得して変数CurrentDateTimeに入れる。
- 動かし続けたい時間を、CurrentDateTimeに足して、変数EndTargetTimeに入れる。
- ループ開始。ループするたびに、ループ開始時点の時間を変数CurrentDateTimeに入れる。
- カーソルを画面にそって動かす。
- ループ開始時点の時間が、終了させたい時刻(2のEndTargetTime)を越えていなければループを続ける。越えていたらループ終了。
①現在の日時を取得

左のタブから日時を選択。その中の『現在の日時を取得』をドラッグして持ってくる。
時間も取得したいので、「現在の日時」を選択。
生成された変数のところをクリックすれば、自分の好きな変数名をつけることができる。
②動かし続けたい時間を設定する
左のタブの『日時』から、『加算する日時』をドラッグして持ってきてください。

日時には①で作成した変数名を入れます。(%で挟むことに注意してください。)
動かし続けたい時間を、『加算』の欄に入れてください。時間単位は秒、分、時、日、月、年から選ぶことができます。
「生成された変数」の欄には自分の好きな変数名を入れてください。
③ループを開始する
左のタブの『ループ』から『Loop』をドラッグして持ってきてください。

ループを入れるときはループを続けるための条件を入力します。
今回はループ開始時点の時間が、終了させたい時間を越えない間ループを続けるようにしました。
ですので、条件は『%CurrentDateTime% < %EndTargetTime%』にします。
ループの開始時点で毎回CurrentDateTimeを更新します。

④カーソルを画面に沿って動かす
左のタブから『マウスとキーボード』を選択し、その中の『マウスの移動』をドラッグして持ってきます。

現在のカーソル位置からの移動先を指定することができます。
このタブを開いて自分の好きなところにカーソルを移動し、『control + Shift』キーを押すと現在のカーソル位置を自動で入力することができます。
『前の位置からマウスを移動します』の欄でマウスの移動速度を選択してください。

これにて手順は終了です。
あとは昼寝するなりNetflixを見るなり好きにサボってください。
最後に
今回はPower Automate Desktopのお試しということでネタ記事となりましたが、ちゃんと使いこなせば仕事量をかなり減らせることができるでしょう。
単純な事務作業に時間がとられてしまっている、そんな方にはぴったりのツールなのではないでしょうか。

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