
会社でOracle Bronzeを取得しろ!と言われている新人エンジニアの方も多いのではないでしょうか?
いきなりDBの試験なんてどう勉強すればよいか困ってしまいますよね。
そこで今日は僕がOracle Bronzeを取得するためにした具体的な勉強方法を紹介します!
試験の概要
- Oracle DBA(DBの管理の試験)とOracle SQL 12cの2つの試験がある。
- CBT方式(パソコンでポチポチする試験)
- DBAは120分で70問、合格ラインは77%
- SQLは120分で75問、合格ラインは65%(低そうに見えるが案外難しい。)
DBAの勉強方法

①仮想マシンなどを使って実際にいじってみる。
Oracle DBAはデータベースの管理についての能力を図る試験です。
DBの作成、運用、削除など各種設定をポチポチできる能力が必要です。
結局は実務で活かす必要があるので、仮想マシンを立ち上げて実際に触りながら学習するのが良いでしょう。

方法としてはこの画像のように、仮想マシンを立ち上げる方法とAWSのRDSなどクラウドサービスを使う方法があります。
仮想マシンでOracle Databaseを使う方法は以下のリンクを参考にしてください。
Oracle VM VirtualBox を用いた Oracle Database 12c Release 1 環境の構築 (PDF)
②参考書についている模試をひたすら解く。
僕が会社の先輩エンジニアにおすすめされて使っていた本はこちらです。
【オラクル認定資格試験対策書】ORACLE MASTER Bronze[Bronze DBA 12c](試験番号:1Z0-065)完全詳解+精選問題集(オラクルマスタースタディガイド)
この本は試験の内容が網羅的に解説されていて、この本通りに手を動かすだけでもかなり勉強になります。
ですが、この本のすごいところはそこじゃありません。
試験の問題をバラしちゃいけないので詳しいことは言えませんが、この本に付いている模試を解くと本番で進研ゼミ状態になれます。

SQLの勉強方法

SQLの試験で出題される問題は大きく3つに分けられます。
- 間違い探し。(エラーが起こる選択肢を消す)
- 指示通りにデータを抽出する。
- 知識問題
1のタイプの問題は、DBAの勉強と同じように仮想マシンを使ってひたすらSQLを打ち込んで学習しました。
ですが、SQLって何打てばいいの?って感じだったので、これまた先輩エンジニアおすすめのこちらの本に載っているSQLを一通り打ち込みました。
【オラクル認定資格試験対策書】ORACLE MASTER Bronze[12c SQL基礎](試験番号:1Z0-061)完全詳解+精選問題集(オラクルマスタースタディガイド)
特に日付、文字列、数字の変換あたりは何度もエラーを吐いて学習した方が良いです。(試験でめっちゃ出ます。)

2つ目の指示通りにデータを抽出する問題は、けっこう頭を使います。
このタイプの問題はping-tという問題がたくさん載ったサイトで練習問題をひたすら解きました。(→ping-t)
具体的な学習方法としては、選択肢のSQLをひたすら自分の手で打ち込む、ミスがなくなるまで問題を解き続ける。
この方法で本番では85%とって余裕で合格することができました。
3つ目の知識問題も紹介した参考書を辞書代わりに、ping-tをひたすら解きました。
もし、独学だと厳しいという方であれば、Udemyの講座を受けてみるのも一つの手です。
【ゼロからスタート】Oracleで始める SQL入門トレーニング
同僚もこの講座を受講しており、かなり役に立ったと言っていました。
評価も星4,3と受講生の満足度もかなり高いようです。
まだ買ったことない方であれば、初回は格安で購入できたり、しょっちゅうセールをやっているのでかなりお得な値段で購入可能です。
最後に

Oracle Bronzeは取得のために2つ合格しなければいけなかったり、試験の難易度が案外高かったりなど学習がけっこう大変です。
ですが、僕と同じような学習方法で同僚も無事合格しているので、再現性は高いはずです。
エンジニアの基礎を身に着けるにはとても良い試験だと思うので皆さんも頑張ってください!!
他にもAWSについての記事も書いているのでぜひ読んでみてください!Youtubeへの動画投稿も始めたので時間のある方はぜひ....